クラウド未来創造塾

設立趣旨

  • SIベンダーのクラサバオンプレミスからのクラウドビジネスシフトや、Open Stackの例から見るクラウド基盤の大きな転換期を迎え、IoT・AI・モバイル・VR/ARなど、様々な技術やソリューションが発生しています。クラウド未来創造塾では、従来の技術からのアプローチだけではなく、マーケット側から市場ニーズ、ユーザニーズ探索を行い、課題や潜在ニーズを解決するビジネスアイデア創出のためのディスカッションを行って参ります。また、マーケットからのアプローチによるディスカッションにより、日ごろ気づかない潜在課題を発掘し情報共有することで、メンバー企業がお客様に新しい切り口で提案できるようになることを目指します。この活動から、これまで受託体質と言われているIT業界のイメージ払しょくと、今後広がる新しい市場創出や異業種アライアンス提案に向けて、メンバー企業の提案力向上と付加価値アップを目指します。お客様に頼られる企業になっていただきたいと考えます。

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活動目的

クラウドを活用したビジネスアイデアの創出と発信

受託からの脱却。SIからのクラウドシフト。提案型ITベンダーを目指す!


活動目標

技術視点のみではなく、市場・ユーザ視点でビジネスを展望する思考を育てること。

市場・顧客メリットを最優先としたわかりやすい提案を行えるようになること。

経営視点でビジネス企画ができるようになること。

ビジネスアイデアを創出することを習慣化すること。イノベーション体質を継続すること。
これらを実践的に行うことで習得すること。


活動内容

「ビジネスモデルアイデアソン」の実施

ワークショップによる密な議論

ビジネス化に必要な経営的、マーケティング視点からの意見交換

メディアやイベント参加による世の中への発信


2017年度テーマ

  • 『準天頂衛星の高精度測位データ活用ビジネスアイデアソン』

図1_準天頂衛星の軌道.jpg

  • 今年3機の準天頂衛星打ち上げが予定されており、これらの打上げに成功すれば2018年から高精度な測位データの提供が始まります。
  • これまで補強信号を用いて運用してきたGPSとは異なり、4㎝前後の高精度な測位データを活用することができます。
  • この高精度測位データは、高度な自動走行の実現、ドローンの産業利用拡大、IoTの促進など多岐にわたって活用と新たなビジネスの創出が見込まれています。
  • NCAのクラウド未来創造塾では、クラウド市場におけるこの高精度測位データの活用をテーマに取り上げます。
  • 産業を俯瞰しマーケットを見極め、技術に関する知識を深めながらメンバーでビジネスアイデアソンを考えていきます。

  • 図2_準天頂衛星の開発スケジュール.jpg