設立趣旨
新しい高速通信インフラにふさわしい、新しいサービスの提供で、新しいビジネスチャンスの創造を目指す
- モバイルクラウド普及と市場創出
- 2005年前後から、通信のデジタル化とコンピュータの高速化、無線技術の進展などによってBB無線通信(LTE/ALTE)が進展しました。2000年前後には夢の環境と考えらえていた100Mbpsの一般利用もそれほど遠くない状況となっていました。
- 2007年、会長津田が将来の技術革新とモバイルによるクラウド市場を予測し、【モバイルSaaS研究会】を初めて日本に立ち上げ、メンバー企業による普及活動とビジネスアイデアの議論を開始しました。当初はスマートフォンの普及についてキャリアですら否定的でしたが、メンバー企業によるスマートフォンの日本の第一号案件獲得により、モバイルクラウドの市場を確信しました。現在は、人間が携帯する端末も多様化し、通信を経由して様々な物とつながるIoTへと進化しています。その先にはビッグデータ、AI、など様々なビジネスの可能性が期待できます。
活動目的
クラウドによるビジネスアイデア・市場の創出
- クラウドの進展や新しいソリューションの登場によりニーズへの具現化が容易になることから、いかにビジネスの芽を発掘するかが重要なテーマとなると考えます。私たちはモバイルに限定せず、これからも”技術視点ではなく、市場・ユーザ視点”で”潜在課題・ニーズ”を解決するビジネスアイデアを発見し、市場に提案していくことで、メンバー企業の新しい付加価値を創出して行きます。
活動内容
クラウドによるビジネスアイデア・市場創出のための議論
「ZERO」から市場・ニーズを発想するアイデアソン
議論によるビジネスの隙間や、アライアンスの機会創出
新しいビジネス・新しいハードソフト・新しいサービス・新しい技術の発案のきっかけ作り
世の中への情報発信
仮説提案、マスメディアへの寄稿などによる市場への刺激
これまでの活動と実績
~モバイルクラウド普及から新ビジネス案件創出へ~
2007年:国内初のモバイルSaaSについて議論する会合をスタート(現・モバイルクラウド会合)
2008年:『モバイルSaaSで携帯電話市場はどう変わるか』寄稿(テレコミュニケーション 2008年12月号)
メンバー企業で執筆活動を行い、業界でいち早くモバイルクラウドの将来性を社会に提示しました。
2009年:LTEで「モバイルSaaS」が普及する / モバイルSaaS研究会 [SaaS World/2009 TOKYO 基調講演レポート]
*画像はASP・SaaSナビより転載
2010年:『霞ヶ浦クラウド・自治体クラウド』にて講演
2011年:スマーフォン、タブレットを活用したソリューションの検討…『アドレス帳ソリューション』『無線キャリアのクラウド検討』
2012年:アライアンス促進・ソリューションマッチング等活動開始
各社モバイルによるビジネス案件発生;保険営業支援タブレットクラウド案件等々
2013年~2014年:スマーフォン、タブレットの現場での活用に特化した『フィールドクラウド』について議論
・フィールドクラウドの市場探索を実施
・参加メンバーのソリューションの持ち寄りによるビジネス議論
・ターゲット顧客とアプローチ方法についての議論
・プライベートクラウドとコンテンツ制作&クラウド構築受託のための市場探索
・グループ内アライアンスも始まっています。
2015年:スマートウォッチを活用したB2Bのビジネス創出のためのアイデアソン
IoTやAIなどさまさまなツール・技術を活用しビジネスモデルの実現を検討